映画に感謝を捧ぐ! 「アウトランド」
映画感謝人GHMです。
今回はピーター・ハイアムズ監督の「アウトランド」に
感謝を捧げようと思います。
宇宙基地で暗躍する巨悪に立ち向かう
保安官の姿を描いた本作は
大胆不敵な改造が冴え渡る作品であります。
アメリカを代表する伝統芸「西部劇」の王道要素に
SF・ホラー・80年代の空気を融合されることによって生じる
「活劇的化学反応」は
私に「王道の魅力を生かしつつ、時代の変化に適合していく方法」の
一形態を示してくれました。
(P・ハイアムズ監督十八番の「追いかけっこ描写」や
安易なハッピー・エンドを避けることによって「社会派的苦味」を
与えている点も見逃せません。)
まさに「様々な時代の娯楽要素を集結させた」作品であると言えるでしょう。
SF風味の舞台・小道具を駆使して
多種多様な戦いと正義漢の孤独を描くことに挑んだ本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。