映画に感謝を捧ぐ! 「太平洋作戦」

 映画感謝人GHMです。

 今回はニコラス・レイ監督の「太平洋作戦」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 第2次大戦期における「ア メリカ海兵隊VMF第247戦闘機中隊」の活躍を描いた本作は

 映像活用技の妙を世に示した作品であります。

 第2次大戦期の実録映像を効果的に使用することによって

 「能率的且つ説得力のある戦闘シーンの作成」を図ると同時に

 アメリカ目線のみで進行するストーリーを通じて

 軍への感謝の意と愛国精神を示す姿は

 私に「合理的映画作り」と「アメリカ礼賛映画特有の作劇法」を

 示してくれました。

 まさに「アメリカ戦争映画」の素朴さと傲慢さと「効率重視の映画作り」を

 学ぶための作品であると言えるでしょう。

 後年の「エド・ウッド監督作」や「トップガン」に通じる映画製作法を

 見せてくれた本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。