映画に感謝を捧ぐ! 「激痛!殺人蜂・戦慄のパニック」
映画感謝人GHMです。
今回はロックニ・S・オバノン監督の「激痛!殺人蜂・戦慄のパニック」に
感謝を捧げようと思います。
殺人蜂の大量発生がもたらした脅威を描いた本作は
外見以上の技術力に彩られた軽量映画であります。
空中撮影の持ち味を有効活用した映像テクニックと
蜂という存在の個性を最大限に生かした調教&表現技が一体となる姿は
空間を抑制することによってスリルを高めつつ、ストーリーの破綻を防ぐ
作劇法が一体となる光景は
私に「様々な技術を堪能する喜び」をもたらしました。
(ハッタリ感覚と風刺精神を兼ね備えた「状況説明」の妙も見逃せません)
まさに「軽やかにして巧妙なる動物パニック映画」であるといえるでしょう。
過度のロマンスや説教に溺れず
スリムな展開を貫く姿が心地良い本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。