映画に感謝を捧ぐ! 「シマロン(1931年版)」

映画感謝人GHMです。

 今回はウェズリー・ラッグルス監督の「シマロン(1931年版)」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 エドナ・ファーバーの同名小説をもとにして作られた本作は

 歴史の娯楽性とスケール感を生かした作品であります。

 西部劇の時代~近代劇の時代を駆け抜けた人々の姿を

 エンターテインメント性・勧善懲悪精神を失うことなく描くという

 大胆なる挑戦は

 私に「歴史の持つ様々な顔」に触れる機会をもたらしました。

 (冒険を求める男性心理と安定を求める女性心理のせめぎ合いに

 着目している点も見逃せません。)

 まさに「米国流大河ドラマ」の雄であると言えるでしょう。

 史劇・家族劇・冒険活劇・社会派物語が一堂に会した本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。