映画に感謝を捧ぐ! 「マトリックス」
映画感謝人GHMです。
今回はアンディ・ウォシャウスキー&ラリー・ウォシャウスキー監督の
「マトリックス」に感謝を捧げようと思います。
近未来を支配するシステム「マトリックス」との闘いを描いた
人気シリーズの1作目となる本作は
21世紀の映画史に大きな影響を与えた歴史的作品であります。
CG技術・漫画的イマジネーション・映像技が一体となって生まれた
映像&アクションシーン
(CG満載であるにもかかわらず「肉体力」が感じられるアクションとなっている点に驚かされました。)
1990年代に蔓延する「不安感」・精神哲学・ファンタジー要素が一体となったストーリー
論理性と神秘性をバランスよく配合したキャラクターが一堂に会して
(特に「敵役の台詞に説得力と風刺が感じられる点」が印象的です。)
「荒唐無稽でありながらも説得力のある近未来」を形成していく姿は
私に「文学性とアトラクション性が互いの持ち味を生かしながら
共存しようとする光景」を目の当たりにする機会をもたらしました。
(状況説明を抑制することによって「異世界に誘われた」主人公の感覚を
共有させる配慮が成されている点も見逃せません。)
まさに「テクノロジー・技術力・思考力が一体となって生まれた」SF作品であると
言えるでしょう。
最新鋭の科学技術と東西各国の思想・文化が融合することによって
「CG鑑賞映画」の領域を超えた作品となると同時に
映画新時代への道しるべを示した本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。