映画に感謝を捧ぐ! 「ヴェラクルス」

 映画感謝人GHMです。

 今回はロバート・アルドリッチ監督の「ヴェラクルス」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 動乱期のメキシコに現れたガンマン2人の運命を描いた本作は

 映画の娯楽要素を網羅した西部劇であります。

 娯楽映画を形成する要素である戦い・人情・ユーモア・野望と

 現実感と活劇感覚を兼ね備えたアクション・シーンが

 一堂に会する光景は

 私にガンアクションの興奮・犯罪映画のスリル・友情劇の感動

 対決映画の緊迫感を同時体験する時間をもたらしました。

 (メキシコ・ロケを最大限に生かすことによって

 「観光旅行映画」としての魅力を放っている点も見逃せません。)

 まさに「大衆食堂風味」あふれる西部劇であると言えるでしょう。

 スケール感と人間味がバランスよく配合された本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。