映画に感謝を捧ぐ! 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
映画感謝人GHMです。
今回はロバート・ゼメキス監督の「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に
感謝を捧げようと思います。
高校生と科学者の時間旅行を描いた
人気シリーズの1作目となる本作は
知力・体力・技術力が一体となって生まれた痛快作であります。
SF要素・異文化交流・青春劇・喜劇要素が一体となったストーリー
(個人的には「科学的正確性よりも作劇的正確性と娯楽要素を
重視した」作りとなっている点がうれしいです。)
身体能力とユーモアを兼ね備えたアクション・シーン
(スケートボートの個性を最大限に発揮するための「戦略」に基づいて
作られている点に驚かされました。)
技術力と子供心がバランスよく配合された特殊効果
(闇雲にCGを振りかざす現代SF映画にはない
素朴な味わいを感じました。)
悪役T・F・ウイルソンの身体を張った道化ぶり。
(昨今の映画ではなかなか見られない「ユーモアのある悪漢」ぶりが心地良いです。)
80年代の空気を感じさせるメカデザイン&音楽が一堂に会する光景は
私に「SF作りにおけるアイデア性・戦略性の重要さ」を
「動きのあるユーモアの醍醐味」を再認識する機会をもたらしました。
(M・J・フォックス&C・ロイドのエネルギッシュな掛け合いや
歴史の空気を感じさせる小ネタの数々も
見逃せません。)
まさに「時間旅行映画」の雄と呼ぶにふさわしい作品であると言えるでしょう。
子供の心と大人の技がバランスよく配合された
「純娯楽」の魅力を体現した本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。