映画に感謝を捧ぐ! 「カットスロート・アイランド」
映画感謝人GHMです。
今回はレニー・ハーリン監督の「カットスロート・アイランド」に
感謝を捧げようと思います。
無人島「カットスロート・アイランド」に隠された
財宝を巡る冒険を描いた本作は
攻撃性満載の海賊映画であります。
過剰なまでの破壊力と暴力性によって
スリルと奇妙なユーモアを生み出したアクション・シーン。
外見・行動共に怪しげ且つ漫画的なキャラクター
場違いなまでに華やかな衣装&荘厳な音楽
勢い任せに進行するストーリーが一堂に会する光景は
私に「海賊映画の醍醐味」と「CG満載映像とは異なる
スケールスケール感を持った映像を満喫する楽しみ」を
体感する機会をもたらしました。
(凄まじいほどの物理・精神的熱量が本作の商品価値を破壊することによって
「不遇の映画」と化してしまうという悲劇が生じた点も見逃せません。)
まさに「物語・映画制作共に冒険的な作品」であるといえるでしょう。
R・ハーリン監督十八番の荒々しい自然描写&肉体的スリルへのこだわりと
海賊映画の伝統が一体となって生まれた本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。