映画に感謝を捧ぐ! 「コップ・アンド・ハーフ」
映画感謝人GHMです。
今回はヘンリー・ウィンクラー監督の「コップ・アンド・ハーフ」に
感謝を捧げようと思います。
荒くれ刑事と刑事マニアの少年がコンビを組んで
麻薬組織に立ち向かう姿を描いた本作は
80年代風味と子供映画風味が混ざり合った作品であります。
80年代を席巻した「対照的な刑事コンビによるユーモア満載の活躍」と
子供映画特有の「子供に翻弄される大人たち」をつなぎ合わせて
1本の映画を生み出そうという試みは
私に「90年代前半」の空気を思い出させてくれました。
まさに「時代の一面を映す」作品であると言えるでしょう。
浮き世の憂さを洗い流す「気分転換」の枠を超えない配慮と
「死による感動の誘発」に頼らない精神が心地良い本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。