映画に感謝を捧ぐ! 「シャロウ・グレイブ」

 映画感謝人GHMです。

 今回はダニー・ボイル監督の「シャロウ・グレイブ」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 偶然見つけた死体と大金に翻弄される3人組の運命を描いた本作は

 喜劇性とサスペンス性が暴走する奇妙な作品であります。

 病的なまでの軽快さとコミカルさを兼ね備えた映像表現の数々

 壮絶なる会話の嵐

 サスペンスの王道と意地悪なユーモアが混ざり合うストーリーが一堂に会する光景は

 私に「英国的サスペンス&ブラック・ユーモア」のスタイルを

 体感する時間をもたらしました。

 まさに「刹那的ムードと凶暴な笑いに満ちた作品」であると言えるでしょう。

 

 サスペンスらしからぬノリの軽さと覗き趣味的な表現法が

 時間と共に「ある種の快感」を呼び起こす本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。