映画に感謝を捧ぐ！　「キラー・エリート（２０１１年版）」

　　映画感謝人ＧＨＭです。

　感謝を捧げようと思います。

style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0"

marginheight="0" frameborder="0">

　ラルヌフ・ファインスの同名実話系小説を

　もとにして作られた本作は

　荒々しさと技巧が共存する強豪作であります。

　適正速度＆程よい荒唐無稽さを失うことなく表現されたアクション・シーン

　（説明台詞を最小限度にとどめ、「映像で語る」ことを重視している点も素晴らしいです。）

　陰謀渦巻く展開と「男気」がバランス良く配合されたストーリー

　顔力あふれる俳優陣による「身体を張った熱演」が一体となる光景は

　私に、１本の映画で「アクション・サスペンス・人間模様・覗き見の快感」を

　同時体験する機会をもたらしました。

　（主人公を「不必要な殺生を嫌う暗殺者」として描いている点も見逃せません。）

　まさに「外見以上の深みと技を持った作品」であると言えるでしょう。

　映画史が生んだ様々な映像技法・作劇法を総動員することによって

　活劇要素と説得力のバランス感覚を保ちながら

　実話系映画を作ることに挑んだ本作と

　生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を！！！。