映画に感謝を捧ぐ! 「白昼の決闘(1946年版)」

 映画感謝人GHMです。

 今回はキング・ヴィダー監督の「白昼の決闘(1946年版)」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 ナイヴン・ブッシュの同名小説をもとにして作られた本作は

 壮大にして複雑怪奇な作品であります。

 広大な土地&膨大な物資・人員を駆使して創造された「スケール感あふれる映像」と

 凄まじい勢いで二転三転していくストーリー&キャラクターが一堂に会する光景は

 私に「制作・脚本を手がけたD・O・セルズニック氏の

 趣味と愛情が暴走する」事によって生じるスリルとサスペンスを

 満喫する機会をもたらしました。

 まさに「趣味人映画」の究極形態と呼びたくなる作品であると言えるでしょう。

 大物プロデューサーによる「専制君主的作劇法」を象徴する本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。