映画に感謝を捧ぐ! 「カレンダー・ガールズ」

 映画感謝人GHMです。

 今回はナイジェル・コール監督の「カレンダー・ガールズ」に

 感謝を捧げようと思います。

 

1999年のヨークシャーにおける実話をもとにして作られた本作は 

 女性への敬意と映像技が一体となった作品であります。

 「主婦のヌード・カレンダー作り」という過激な実話であるにもかかわらず

 際物的なエロティシズムに溺れず 

 ユーモア精神と生活感を失うことなく描ききった

 スタッフ陣のバランス感覚と技術力は

 私に「年齢の枠を超えて輝く人間力」と

 「人気商売に潜む落とし穴」を目の当たりにする時間を

 もたらしました。

 まさに「大胆にして繊細な」実話系映画であると言えるでしょう。

 「見せるべきポイントを厳選する」ことによって

 エロティシズムと絵画的魅力を共存させた「カレンダー写真」と

 安易な手柄話に走らず「成功の代償」に目を向けることを忘れない気配りによって

 説得力あるサクセス・ストーリーを生み出す事に成功した本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。

 追伸 このたび「実話系」カテゴリーが100件に到達しました。

 改めて皆さんに深い感謝を!!!。