映画に感謝を捧ぐ! 「ゴースト・オブ・マーズ」

 映画感謝人GHMです。

 今回はジョン・カーペンター監督の「ゴースト・オブ・マーズ」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 火星都市の炭坑を襲う怪異に立ち向かう人々の姿を描いた本作は

 贅沢さと親しみやすさを兼ね備えた作品であります。

 SF・西部劇・ホラー・サスペンス・アクションの持ち味を総動員した演出&ストーリー

 ロック&アトラクション感覚あふれるモンスター・デザインと

 軽快にして胡散臭い音楽が一堂に会する光景は

 私に「娯楽的爽快感&緊迫感」に満ちあふれた時間をもたらしました。

 (「王道的な主役コンビと過剰なまでに個性的な脇役陣」という組み合わせの妙と

 風刺要素をはらみながらも説教臭さを感じさせない配慮がなされている点も見逃せません。)

 まさに「大衆娯楽の博物館」と呼びたくなる作品であると言えるでしょう。

 

 J・カーペンター監督作の総決算的な雰囲気を持った本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。