映画に感謝を捧ぐ! 「OK牧場の決斗」
映画感謝人GHMです。
今回はジョン・スタージェス監督の「OK牧場の決斗」に
感謝を捧げようと思います。
1881年10月26日に起きた「OKコラルの決闘」をもとにして
1956年に作られた本作は
戦士の輝きと呪いをエネルギッシュ且つクールに描いた西部劇であります。
人間模様と銃撃戦をバランス良く配合しながら
「闘いが日常となった人間に課せられた宿命」を世に示すという試みは
私に、「東洋流極道映画の気質と西部劇が最高の相性で結ばれる」感覚を
体感する時間をもたらしました。
本作こそ「男魂あふれる実話系西部劇」の称号にふさわしい作品であると言えるでしょう。
西部劇の王道要素を巧みに利用して男の固い絆を描きつつ
男女の「精神的断絶」を世に示した本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。