映画に感謝を捧ぐ! 「特攻野郎Aチーム」

映画感謝人GHMです。

 今回はジョー・カーナハン監督の「特攻野郎Aチーム」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 1983年~86年にアメリカで放送された

 同名TVシリーズをもとにして作られた本作は

 対照的な要素が程よく混ざり合うことによって生まれた活劇大作であります。

 荒唐無稽でありながら論理的に進行する作戦

 破壊力とコミカルな雰囲気を兼ね備えたアクション・シーン

 アクション大作であるにもかかわらず

 「典型的アクション俳優」をあえて起用しない事によって生まれるユーモア

 古風なテーマソングと現代的な挿入曲を違和感なく共存させる音楽センスが一堂に会する光景は

 私に「理屈の壁を打ち破るエネルギー」と「奇妙な説得力」が一体となる光景を

 

 体感する時間をもたらしました。

 (80年代風味漂うストーリーの中に「戦士の哀愁」が宿っている点も見逃せません。) 

 本作こそ「子供の遊び心と大人の技が一体となった」アクション映画と呼ぶにふさわしい

 作品であると言えるでしょう。

 

 頭脳戦と活劇の醍醐味がバランス良く配合された本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。