映画に感謝を捧ぐ! 「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」
映画感謝人GHMです。
今回はアラン・パーカー監督の「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」に
感謝を捧げようと思います。
レイプ殺人の罪で死刑を宣告された男「デビッド・ゲイル」の
運命を描いた本作は
過激な情熱に彩られたサスペンス映画であります。
「巻き込まれサスペンス」の王道を逆手にとることによって
厳罰主義の「危うさ」を世に示そうという大胆不敵な発想と
宗教映画風味とサスペンス風味が混ざり合った演出が一体となる光景は
私に「先入観を破壊される興奮」と「制御なき正義心の恐ろしさ」を
体感する時間をもたらしました。
まさに「凶暴な善意に満ちた」人間たちを描いた作品であると
言えるでしょう。
スタッフ・キャスト陣の「凶暴な善意」によって
この世に生を受けた本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。