映画に感謝を捧ぐ! 「世界侵略:ロサンゼルス決戦」

映画感謝人GHMです。

 今回はジョナサン・リーベスマン監督の「世界侵略:ロサンゼルス決戦」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 

 ロサンゼルスで展開される米軍とエイリアンとの闘いを描いた本作は

 「2010年代のアメリカ映画事情」を体現した作品であります。

 戦争映画のストーリー&キャラクターにエイリアンを融合させることによって

 「地球侵略SF」に仕立て上げようという大胆すぎる加工法は

 私に、2010年代アメリカ映画における「敵役」作りと

 夢のあるSF作りの難しさを示してくれました。

 ある意味本作は「時代を映す鏡」の一形態としての役割を果たした

 作品であると言えるでしょう。

 SF映画における「荒唐無稽を押し通すエネルギー」の重要性と

 戦闘系の映画における「強敵」の大切さを

 反面教師的な形で示した本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。