映画に感謝を捧ぐ! 「イースター・パレード」
映画感謝人GHMです。
今回はチャールズ・ウォーターズ監督の「イースター・パレード」に
感謝を捧げようと思います。
ブロード・ウェイの舞台で活躍する
ダンサーたちの人間模様を描いた本作は
映画の「見せ物性」を最大限に生かした作品であります。
「論理性や現実感を気にすることなく、歌と踊りを楽しんでもらう」ことを
最重要課題として作られたストーリー
俳優・女優陣の個性と技量を最大限に引き出した演出
華やかさを徹底追求した衣装&舞台
心地良く劇場を後に出来るよう配慮された幕切れが一体となる光景は
私に「娯楽的サービス精神・品格・ミュージカル的技術力が三位一体となる光景」を
満喫する機会をもたらしました。
まさに「格調高きMTV映画」と呼びたくなるミュージカル映画であると言えるでしょう。
論理性や社会性の枠に囚われず
「浮き世の憂さを洗い落とす」事に徹する精神が心地良い本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。