映画に感謝を捧ぐ! 「MID ミッション・イン・ザ・ダーク」
映画感謝人GHMです。
今回はニック・キャッスル監督の「MID ミッション・イン・ザ・ダーク」に
感謝を捧げようと思います。
任務中の事故によって視力を失い
捜査官の職を追われた男の運命を描いた本作は
豪快にして模範的な作品であります。
アクション映画・サスペンス映画の定番要素を
論理性や現実感を無視してつなぎ合わせることによって
1本のアクション映画に仕立て上げるという手法は
私に「定番要素が人々に愛される理由」と「効率的な映画作りの醍醐味」を
体感する機会をもたらしました。
(状況に応じて「映像の鮮明さ」を使い分けることによって
「主人公の視覚を共有する」感覚をもたらし、臨場感を高めている点も見逃せません。)
まさに「教科書的娯楽アクション映画」と呼ぶにふさわしい作品であると言えるでしょう。
ロマンス・情緒・社会性を最小限度にとどめ
純度の高い「暇つぶし系アクション映画」を追求する精神が
ある種の感動を呼び起こす本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。