映画に感謝を捧ぐ! 「キートンの探偵学入門」
映画感謝人GHMです。
今回はバスター・キートン監督・主演の「キートンの探偵学入門」に
感謝を捧げようと思います。
映写技士兼私立探偵をめざす男の奇妙な冒険?を描いた本作は
後年のアクション・コメディに多大な影響を与えた歴史的作品であります。
1920年代の映画的技術&手法・身体能力・作劇的戦術性の限りを尽くして
アクション・サスペンス・ドタバタ喜劇要素をバランス良く配合した作品を
生み出そうという挑戦は
私に「勧善懲悪アクションとコメディ要素を共存させる」手法の原点を
示してくれました。
まさに、「戦略的にふざける」醍醐味と「冒険活劇風味のスリル」を同時体験させてくれる
作品であると言えるでしょう。
探偵小説的な状況をコミカルに表現する喜劇力
映画という存在そのものを「笑いの種」として活用する発想力
主演男優B・キートンの「クールな体技」が冴え渡る本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。