映画に感謝を捧ぐ! 「キー・ラーゴ」
映画感謝人GHMです。
今回はジョン・ヒューストン監督の「キー・ラーゴ」に
感謝を捧げようと思います。
マックスウェル・アンダーソンの同名舞台劇をもとにして作られた本作は
空間限定映画の魅力を象徴する作品であります。
観光ホテル特有の「人間を集める要素」と
ハリケーンという災害を駆使して
登場人物を追いつめる事によって「本性を現した人間たちによる融和と対立」を
生み出そうという試みは
私に「危機的状況下で冷静さを保つことの大切さ」と
「空間的制約による精神性の高まり」を体感する時間をもたらしました。
まさに「閉鎖系サスペンスの教科書」と呼ぶにふさわしい
作品であると言えるでしょう。
J・ヒューストン監督&H・ボガードの名コンビによる
2作目の映画となる本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。