映画に感謝を捧ぐ! 「掠奪された七人の花嫁」
映画感謝人GHMです。
今回はスタンリー・ドーネン監督の「掠奪された七人の花嫁」に
感謝を捧げようと思います。
スティーブン・ビンセント・ベネットの原作をもとにして作られた本作は
映画史上屈指の「加工力」を誇るミュージカル映画であります。
倫理的に無理の多いストーリー展開を
音楽・体技・映像表現の限りを尽くして「陽気にして豪快な喜劇」へと成長させる事に成功した
スタッフ・キャスト陣の技術力&娯楽エネルギーは
私に、犯罪映画とは異なる形態の「背徳的爽快感」と
ミュージカル映画の持つ可能性の大きさを体感する時間をもたらしました。
まさに「理屈を超越する娯楽力とポジティブ精神に満ちた」作品であると言えるでしょう。
アクション映画・恋愛喜劇・音楽映画の持ち味を融合させる力業によって生まれた本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。