映画に感謝を捧ぐ! 「ウェドロック」
映画感謝人GHMです。
今回はルイス・ティーグ監督の「ウェドロック」に
感謝を捧げようと思います。
仲間の裏切りによって投獄され、爆弾つきの首輪をはめられた男の
運命を描いた本作は
思わせぶり表現に満ちあふれたアクション映画界の珍品であります。
近未来と銘打ちながら現代的な風景
超次元的に密接な絆で結ばれた登場人物
アクション映画の定番を押さえつつ、ひねりを加えたアクション・シーンと物語が
一堂に会する光景は
私に「大仰なる設定の波に乗ることによって
作品を過大評価する」楽しさをもたらしてくれました。
(臨機応変感あふれる「爆弾」の設定が
ある種のユーモアを与えている点も見逃せません。)
まさに「優等生タイプの暇つぶし映画」にして
「映画的ハッタリ」の見本市と呼ぶにふさわしい作品であると言えるでしょう。
暇つぶしレベルのスリル&サスペンス性と
破壊的でありながらも和やかなアクションが
大作映画にはない親しみやすさをもたらしてくれる本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。