映画に感謝を捧ぐ! 「コットンクラブ」
映画感謝人GHMです。
今回はフランシス・フォード・コッポラ監督の「コットンクラブ」に
感謝を捧げようと思います。
1920年代~30年代のNYを賑わせた同名ナイトクラブを
もとにして作られた本作は
高級志向漂う実話系極道映画であります。
「鑑賞者に1920年代~30年代の名曲・ダンス・衣装を堪能してもらう」という目的のために
ストーリー&演出を進行させるという
大胆にして潔い作劇法は
私を「SFとは異なる時間旅行感覚」と「華やかさと凶暴さが共存する世界」を
堪能する機会をもたらしました。
まさに「大作感あふれる趣味人映画」と呼ぶにふさわしい作品であると言えるでしょう。
映画の持つ「見せ物性」とF・F・コッポラ監督の懐古精神&映像技が
奇妙な形で共存する事によって生を受けた本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。