映画に感謝を捧ぐ! 「デッド・サイレンス」

 映画感謝人GHMです。

 今回はジェームズ・ワン監督の「デッド・サイレンス」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 腹話術人形がもたらす怪現象の謎に迫る男の

 運命を描いた本作は

 お化け屋敷風味あふれるホラー映画であります。

 

 「おぞましくも愛らしい腹話術人形を操るスタッフ陣の妙技&カラクリ館的な特殊効果&残酷描写

 脅かし系の演出を披露する理由付け」のためにストーリーを進行させるという

 率直にして大胆な試みは

 

 私に「映画のショー・ビジネス性」と「確固たる目的を持ったストーリーの醍醐味」を

 体感する機会をもたらしました。

 (怪奇恐怖の中に「ホームドラマ要素」を宿している作品である点も見逃せません。)

 本作こそ、2000年代の「技巧派ホラー映画界」を彩る強豪作であると言えるでしょう。

 見せ物小屋精神とどんでん返しに対する執念によって生を受けた本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。