映画に感謝を捧ぐ! 「テキーラ・サンライズ」

映画感謝人GHMです。

 今回はロバート・タウン監督の「テキーラ・サンライズ」に

 

 感謝を捧げようと思います。

 

元麻薬密売人・レストランの女性オーナー・刑事の

 奇妙な関係を描いた本作は

 珍妙にして和やかな対決映画であります。

 

 追う側と追われる側の密接すぎる関係がもたらした混乱と暴力を

 恋愛映画とサスペンス映画のエッセンスを融合させながら描くという試みは

 

 私に「人間の縁」の持つ複雑さと「犯罪者と捜査官が奇妙な形で交わる」感覚を

 同時体験する機会をもたらしました。

 まさに「絆の誕生・崩壊・再生」をサスペンスとロマンスを駆使して

 描いた作品であると言えるでしょう。

 アクション映画で名を成したM・ギブソン&K・ラッセルが

 アクション要素を抑制する役柄に挑む姿が

 ある種の感銘を呼び起こす本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。