映画に感謝を捧ぐ! 「ジョー、満月の島へ行く」

映画感謝人GHMです。

 

 今回はジョン・パトリック・シャンリー監督の「ジョー、満月の島へ行く」に

 感謝を捧げようと思います。

 

  工場労働者「ジョー・バンクス」の奇妙な冒険を描いた本作は

 凄まじいほどの冒険心にあふれた喜劇映画であります。

 シリアスな状況を「ドタバタ・コメディ」として描こうという発想力と

 娯楽作にありがちな状況を総動員しようという貪欲さにあふれたストーリーと

 漫画的センスに彩られた美術&キャラクターが一体となる光景は

 私に「サスペンス映画とは異なる予測困難性」と「明るい悪ノリの楽しさ」に

 満ちあふれる時間をもたらしました。

 (多種多様な挿入曲&衣装を堪能させてくれる作品である点も見逃せません。)

 まさに「脅威の七変化喜劇」と呼びたくなる作品であると言えるでしょう。

 T・ハンクスとM・ライアンの「恋愛喜劇コンビ」を誕生させた本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。