映画に感謝を捧ぐ! 「パンドラム」

映画感謝人GHMです。

 今回はクリスティアン・アルヴァルト監督の「パンドラム」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 宇宙船「エリジウム号」の乗務員たちを襲う怪異を描いた本作は

 伝統文化と2000年代文化が融合したSF映画であります。

 閉鎖系モンスター映画の伝統的スタイルと

 TVゲーム文化が融合する事によって生成された演出&ストーリーは

 私に「時代の枠を超えた文化交流」の素晴らしさと

 「SF映画とモンスター映画の幸運な結婚」の形を堪能する機会を

 もたらしました。

 (「前途多難な状況を曖昧化し、ハッピー・エンドとして表現する」手法が

 ある種のブラック・ユーモア性を生み出している点も見逃せません。)

 「極限状態における希望&信頼関係」のもろさと大切さを

 娯楽系SF映画という形で説いた本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。