映画に感謝を捧ぐ! 「モンティ・パイソン・アンド・ナウ」

映画感謝人GHMです。

 今回はイアン・マクノートン監督の「モンティ・パイソン・アンド・ナウ」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 1969年~74年に放送されたTV番組「空飛ぶモンティ・パイソン」を

 もとにして作られた本作は

 「ジャンル融合型映画」の一形態を世に示した怪作喜劇であります。

 1本の映画でアイドル映画・社会風刺・不条理喜劇・怪奇恐怖

 アニメーションを兼任するという

 豪華絢爛にして混沌とした状況は

 私に「教養・社会性・意地悪性・芸術性の入り交じった笑い」を

 体感する機会をもたらしました。

 まさに「インターネット動画的壮大さと無秩序さに満ちた」映画と

 呼びたくなる作品であると言えるでしょう。

 「世の権威・良識を笑い飛ばす」喜劇精神・映画技法

 成功したアイデアを有効活用する娯楽的貪欲さが共存する本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。