映画に感謝を捧ぐ! 「レオン」
映画感謝人GHMです。
今回はリュック・ベンソン監督の「レオン」に
感謝を捧げようと思います。
悪徳刑事に家族を殺された少女と
彼女を助けた殺し屋の運命を描いた本作は
L・ベッソン監督の趣味と技術力が程よく調和する事によって
生を受けたアクション映画であります。
ホラー映画&バイオレンス映画風味の殺人シーンと
ホームドラマ&恋愛悲劇風味の愛が共存する世界を
アメリカ映画的豪快さとヨーロッパ映画的苦味を融合させながら描くという試みは
私を「凶暴にして繊細な世界」へと誘ってくれました。
(J・レノ、N・ポートマン、G・オールドマンの個性と資質を
最大限に生かした作品であるという点も見逃せません。)
まさに、「凶暴なる人情劇」と呼びたくなる作品であると言えるでしょう。
悲劇的且つ暴力的でありながらも心癒される本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。