映画に感謝を捧ぐ！ 「チャップリンのスケート」

映画感謝人ＧＨＭです。

　今回はチャールズ・チャップリン監督・主演の「チャップリンのスケート」に

　感謝を捧げようと思います。

　Ｃ・チャップリン扮するウェイターの奇妙な日常を描いた本作は

　「対照的な状況」がもたらす可笑しさを巧みに操るサイレント喜劇であります。

　職場ではトラブルメーカー・遊技場ではスケートの名手

　パーティー会場ではマイペースな紳士という３変化ぶりを

　絶妙の平衡感覚と身体能力によって表現する光景は

　私に「身体言語」の妙技と「迷惑行為を喜劇的状況に変えるユーモアセンス」の醍醐味を

　体感する機会をもたらしました。

　（アジア流格闘技映画級の「固定メンバー」が織りなすチームワークの醍醐味を

　見せてくれる作品である点も見逃せません。）

　まさに、ＣＧ満載の現代とは異なる味わいを持った「移動系アクション」

　集団的喜劇動作・喜劇的知略を堪能させてくれる作品であると言えるでしょう。

　後年の「サタデー・ナイト・フィーバー」・「フラッシュダンス」に通じる趣味人力と

　バラエティとバランス感覚あふれる集団技に満ちあふれた本作と

　生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を！！！。