映画に感謝を捧ぐ! 「復讐者(2011年版)」

 映画感謝人GHMです。

 今回はテリー・マイルズ監督の「復讐者(2011年版)」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 

 山沿いの町「ホープ」を支配する犯罪集団に立ち向かう

 元警官の運命を描いた本作は

 戦闘系娯楽映画の持ち味を体現した作品であります。

 西部劇・格闘技映画・復讐劇・犯罪映画

 スパイ活劇の手法を総動員して

 1本のアクション映画を作ろうという大胆不敵な挑戦は

 私に「娯楽映画の世界における戦いの図式」と

 「暴力」という行為が放つ引力の凄まじさを目の当たりにする機会をもたらしました。

 (主演男優S・オースティンの持ち味を生かした「プロレス的見せ方」

 悪役俳優D・トレホの人生を生かした「悪の首領像」が

 作品の味わいを高めている点も見逃せません。)

 まさに「戦う映画」の象徴的作品と呼びたくなる

 軽量アクション映画であると言えるでしょう。

 C・ブロンソン主演作、W・ヒル監督作

 1985年の映画「コマンドー」の魂を受け継いだ本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。