映画に感謝を捧ぐ! 「ロンドン・ブルバード ラスト・ボディガード 」
映画感謝人GHMです。
今回はウィリアム・モナハン監督の「ロンドン・ブルバード ラスト・ボディガード 」に
感謝を捧げようと思います。
ケン・ブルーウンの小説「ロンドン・ブールヴァード」を
もとにして作られた本作は
凶暴性と華やかさを兼ね備えた作品であります。
格差恋愛劇の主人公&ヒロイン・極道映画の脇役&暴力描写
犯罪映画&青春映画風味の映像+音楽表現が一体となる光景は
私に「対照的な要素が混在する」事によって生じる化学反応の一形態を
目撃する機会をもたらしました。
(「スター映画&観光旅行映画」の個性と
ヨーロッパ映画的クールさを宿した作品であるという点も見逃せません。)
まさに「各種娯楽要素の平和共存」に挑んだ実験作であると言えるでしょう。
複数のお国柄&映画技法が融合させることによって
王道的なストーリーがスリルとロマンを持った物語へと進化していく姿に
驚かされる本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。