映画に感謝を捧ぐ! 「戦艦バウンティ号の叛乱」

 映画感謝人GHMです。

 今回はフランク・ロイド監督の「戦艦バウンティ号の叛乱」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 18世紀末に発生した「バウンティ号の叛乱」をもとにして作られた映画の

 3作目となる本作は

 複数の顔を持った実話系映画であります。

 海洋冒険活劇のスケール感・社会派映画の重厚感

 閉鎖空間系サスペンスの緊張感・法廷劇のスリル・スター映画ならではの輝きが

 融合することによって生じる「映画的化学反応」は

 私に大衆娯楽映画の爽快感・社会派的メッセージ・歴史劇の魅力が共存可能であることを

 示してくれました。

 まさに「実話系冒険大作」の歴史に輝く強豪作であると言えるでしょう。

 善悪の二元論を超越したストーリー&キャラクターの共闘と対立を通じて

 「組織」の有り様を問う本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。