映画に感謝を捧ぐ!「フラッシュ・ゴードン(1980年版)」
映画感謝人GHMです。
今回はマイク・ホッジス監督の「フラッシュ・ゴードン(1980年版)」に
感謝を捧げようと思います。
1934年に生まれた同名コミックをもとにして作られた映画の
1980年版となる本作は
喜劇と活劇の間に立つ、奇妙なSF映画であります。
中世の活劇とSFを融合させたかのような舞台・衣装・小道具の数々
童話のような雰囲気を持ったキャラクター
シリアスでありながらも和やかなアクション・シーン
アニメ的軽快さにあふれた音楽が一体となる光景は
私に「童心と大人の技術がユーモラスな形で共存する姿」を
堪能する機会を与えてくれました。
(商業的戦術性を感じさせる幕切れが
ある種のブラック・ユーモアとなっている点も見逃せません。)
まさに「冒険活劇系SF映画」の歴史に輝く珍品であると言えるでしょう。
「スター・ウォーズ」の流れを汲むSF作品群の中で
奇妙な味わいを放つ本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。