映画に感謝を捧ぐ! 「死亡遊戯」
映画感謝人GHMです。
今回はロバート・クローズ監督の「死亡遊戯」に
感謝を捧げようと思います。
芸能界を蝕む巨悪に立ち向かう
映画俳優の運命を描いた本作は
珍妙にして感動的な異色のアクション映画であります。
本作を完成させることなく世を去った主演男優B・リーの
「思い」を受け継ぐ人々が
悪戦苦闘の果てに完成させた本作が放つ「壮絶にして貪欲なる気迫」は
私に「映画としての質」を超越するほどの感動と興奮をもたらしました。
(国籍・人種の枠を超えて集結した俳優・女優陣によって
アクション映画における「個性ある脇役&敵役」の大切さを
象徴する作品となっている点も見逃せません。)
本作こそ、格闘技映画史上最大級の「愛すべき珍作」と
呼ぶべき作品であると言えるでしょう。
本人登場シーンと代役シーンの「格差」によって
B・リーの偉大さと格闘技映画の世界に生きることの難しさを
世に知らしめた本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。