映画に感謝を捧ぐ! 「デス・ハント」

映画感謝人GHMです。

 今回はピーター・ハント監督の「デス・ハント」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 1931年のカナダで発生した事件をもとにして作られた本作は

 陰陽合わせ持つ実話系映画であります。

 陰謀・罠・不運に彩られた苦味あふれるストーリーと

 西部劇・冒険活劇・戦争映画の醍醐味を兼ね備えたアクション・シーンが

 一体となる光景は

 私に「社会性と娯楽性の平和的共存」の1形態を示してくれました。

 (悪意と暴力に満ちた状況からの「男気に満ちた幕切れ」が

 勧善懲悪とは異なる爽快感をもたらしている点も見逃せません。)

 まさに「実話系活劇界」の静かなる強豪作であると言えるでしょう。

 不遇の監督P・ハント氏の資質と国際色豊かなスタッフ・キャスト陣が融合することによって

 後年のアクション映画に対する「道しるべ」となった本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。