映画に感謝を捧ぐ! 「PARKER/パーカー 」
映画感謝人GHMです。
2013年最後となる今回は、テイラー・ハックフォード監督の「PARKER/パーカー 」に
感謝を捧げようと思います。
リチャード・スタークの小説「悪党パーカー/地獄の分け前」をもとにして
2013年に作られた本作は
驚異的な「娯楽的バランス」を誇る作品であります。
アクション・サスペンス・ロマンス・観光旅行要素を抱え込んでいるにもかかわらず
互いの持ち味を保ちつつ、軽やかに進行していく演出&ストーリーは
私に「軽快且つ均整のとれた娯楽作品の醍醐味を示してくれました。
(回想シーンを多用する映画にありがちな「説明過多」に陥らないよう
配慮されている点や
犯罪映画&復讐劇としては珍しい「コメディ風味漂うハッピー・エンド」へと
着地している点も見逃せません。)
まさに「コンビニ風味漂う泥棒映画」と呼びたくなる作品であると言えるでしょう。
1967年の映画「殺しの分け前 ポイント・ブランク」を
2010年代風にアレンジした物語に
多種多様な映画を撮ってきたT・ハックフォード監督の手腕と
主演男優J・ステイサムの「禿鷹ぶり」を加えるによって
1967年版とは異なる個性を放つ作品となった本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。
追伸 皆様のおかげでGHMと「映画感謝人の部屋」は
2013年を無事に乗り切ることが出来ました。
2014年もどうかよろしくお願いいたします。