映画に感謝を捧ぐ! 「ザ・パッケージ/暴かれた陰謀」

映画感謝人GHMです。

 今回はアンドリュー・デイビス監督の「ザ・パッケージ/暴かれた陰謀」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 米ソ両国による「格兵廃絶協定」を巡る陰謀に巻き込まれた

 米陸軍曹長の運命を描いた本作は

 時代の空気を娯楽的に活用するスタッフ陣の才気が生んだ陰謀劇であります。

 陰謀劇の王道と冷戦末期のアメリカ事情を融合させた物語

 軽快でありながらも現実味のあるアクション・シーン

 「善悪両面に通じる俳優」G・ハックマン&T・L・ジョーンズの

 個性を生かした名演が一体となる光景は

 私に「物語の源は現実の中にある」事と

 キャスト&舞台の持ち味を生かしてアクション&サスペンス・シーンを

 作ることの大切さを再認識する機会をもたらしました。

 (「複数の外国語が登場する」&「見えざる権力の存在を感じさせる幕切れ」によって

 作品のスケール感&現実感を高めている点も見逃せません。)

 まさに「シカゴ&アクション映画への愛情」と

 アメリカ社会の内情に対する観察眼に満ちたアクション映画であると言えるでしょう。

 A・デイビス監督&T・L・ジョーンズの名コンビによる

 1作目の映画となる本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。