映画に感謝を捧ぐ! 「ボディ・スナッチャーズ」

  映画感謝人GHMです。

 今回はアベルフェラーラ監督の「ボディ・スナッチャーズ」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 ジャック・フィニーの小説「盗まれた街」をもとにして作られた映画の

 3作目となる本作は

 1980年代~90年代の香り漂うSFホラー映画であります。

 「ボディ・スナッチャー」系映画のSF・社会派要素を抑制するかわりに

 ホラー要素を強化し、家族劇・青春映画要素・軍隊不信要素・お色気を加えるという試みは

 私に「ボディ・スナッチャー」風味と「1980~90年代文化」の融合形態を

 目の当たりにする機会をもたらしました。

 (「アクション映画的な攻撃~怪しげな幕切れ」という流れになっている点も見逃せません。)

 まさに「ボディ・スナッチャー」の特性を利用して「1980~90年代文化」を写し出した

 作品であると言えるでしょう。

 「1980の明るさと90年代の不安感」を

 SFホラーの形で表現した本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。