映画に感謝を捧ぐ! 「ディアボロス/悪魔の扉」

映画感謝人GHMです。

 今回はテイラー・ハックフォード監督の「ディアボロス/悪魔の扉」に

 感謝を捧げようと思います。

 

src="http://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=d03a2-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=B008X09XHA"

style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0"

marginheight="0" frameborder="0">

 アンドリュー・ネイダーマンの小説「悪魔の弁護人」をもとにして作られた本作は

物心両面の「残酷描写」を駆使して作られた

 異色の怪奇映画であります。

 「弁護士」という職業を有効活用することによって

 人間社会の悪をえぐり出したストーリー

 サスペンス・ホラー・家族劇を融合させたかのような演出法

 主演男優K・リーブスの対応型演技

 共演者A・パチーノが繰り出す「特殊メイク不要の顔力&熱弁」の嵐

 多種多様な音楽が一体となる光景は

 私に怪奇映画の持つ「壮大なる可能性」と

 対照的な存在であるかのように語られる「善と悪」が

 実際には類似した存在であることを目の当たりにする機会をもたらしました。

 (純朴なK・リーブスと濃厚なるA・パチーノを「師弟関係」に置くというキャスティング・センスや

 終幕間際で見せる「鮮やかなる逆転」ぶりが

 作品の味わいとメッセージ性を高めている点も見逃せません。)

 まさに「ジャンル融合型怪奇映画」の1形態を世に示した強豪作であると言えるでしょう。

 人間と「神&悪魔」との関係に対する変化球的な目線と

 複数のジャンルを扱ってきたT・ハックフォード監督の職人技が冴え渡る本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。