映画に感謝を捧ぐ! 「ローレル&ハーディの天国二人道中」
映画感謝人GHMです。
今回はエドワード・サザーランド監督の「ローレル&ハーディの天国二人道中」に
感謝を捧げようと思います。
凸凹コンビのローレル&ハーディが
パリで巻き起こす珍騒動を描いた本作は
コンビ映画&冒険活劇の醍醐味を喜劇的に表現した作品であります。
対照的な個性を持った2人組のぶつかり合い
小ネタ&小トラブルの積み重ねによって「笑いとスリル」を生成していく手法
危機的状況&悲劇的状況を「笑い所」に変えてしまう技術力
コント的ユーモアに満ちた音楽が一体となる光景は
私に「躍動感のある笑い」と「冒険のスリル」を同時体験する機会をもたらしました。
(数学的計算によって「状況のズレによる笑い」を作り上げる手法や
不条理でありながらも筋の通った「ハッピー・エンド」へと着地している点も見逃せません。)
まさに「冒険活劇風漫才」と呼びたくなる爽快作であると言えるでしょう。
会話&動きのアクションに満ちた笑いによって
後年の喜劇映画&コンビ映画に多大な影響を与えた本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。