映画に感謝を捧ぐ! 「ハンナ」

 映画感謝人GHMです。

 今回はジョー・ライト監督の「ハンナ」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 幼少の頃より戦闘訓練を受けてきた少女「ハンナ」の

 過酷な運命を描いた本作は

 逃亡劇のスリルと人情の共存に挑んだ作品であります。

 道中劇とスパイ活劇を融合させたかのようなストーリー

 主演女優S・ローナンの放つ「ホラー風味」

 2000年代風味漂うアクション・シーンが一体となる光景は

 私に「活劇要素・観光旅行要素・少女漫画要素・サスペンス要素が

 奇妙なバランスで共存する感覚」に満ちた時間をもたらしました。

 まさに「暴力的にして繊細なヒロイン映画」と呼びたくなる作品であると言えるでしょう。

 文武両道に秀でながらも浮世離れしたヒロインの「危険な旅」を

 様々な娯楽要素を交えながら描くことによって「先読み困難な物語」となった本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。