映画に感謝を捧ぐ! 「ビッグ・バグズ・パニック」

映画感謝人GHMです。

 今回はカイル・ランキン監督の「ビッグ・バグズ・パニック」に

 感謝を捧げようと思います。

 巨大昆虫の脅威にさらされた男女の姿を描いた本作は 

 恐怖・不条理・笑い所が交錯するモンスター映画であります。

 「人々の虫に対するイメージ」に沿って行われたモンスター造形

 コメディ&ホームドラマ風味漂うキャラクター

 論理性に囚われない豪快さと和やかさを兼ね備えたストーリー&演出が一体となる光景は

 私に「冒険要素・怪奇恐怖・ユーモアが奇妙な形で共存する世界」を

 目の当たりにする機会をもたらしました。

 (「人間模様&状況説明を抑制し、早急にモンスターを登場させる」サービス精神と

 「いかなる状況にあってもユーモアを失わない」喜劇精神に

 彩られた作品であるという点も見逃せません。)

 まさに「モンスター・パニック喜劇」と呼びたくなる作品であると言えるでしょう。

 非英雄的であるにもかかわらず、女性に愛される主人公と

 小市民的な気配を放つ仲間達の姿が

 ある種の親近感を呼び起こす本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。