映画に感謝を捧ぐ! 「地獄のモーテル」
映画感謝人GHMです。
今回はケヴィン・コナー監督の「地獄のモーテル」に
感謝を捧げようと思います。
山奥でモーテルを営む兄姉の奇妙な?日常を描いた本作は
残虐性・ユーモア・風刺性が共存する
異色のホラー映画であります。
生き物の持つ「呪われた宿命」を
軽量ホラーの題材として活用するという大胆不敵な試みは
私に「食事」という行為の持つ暗黒面と
行動と結果の因果関係について考えさせられる機会をもたらしました。
(場違いなまでに「ブラック・ユーモア風味」あふれる幕切れが
作品の味わいを高める調味料となっている点も見逃せません。)
まさに「教訓系軽量ホラー」と呼びたくなる作品であると言えるでしょう。
米国ホラー映画の伝統と驚異的な「先見の明」が一体となることによって生を受けた本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。