映画に感謝を捧ぐ! 「ニューオリンズ」
映画感謝人GHMです。
今回はアーサー・ルービン監督の「ニューオリンズ」に
感謝を捧げようと思います。
1917年のニューオリンズに生きる人々の運命を描いた本作は
音楽映画と歴史劇の魅力を兼ね備えた作品であります。
格差恋愛劇とミュージック・クリップを融合させたかのようなストーリーが
本物のジャズ・ミュージシャンが奏でる名曲の数々と
「文化的過渡期がもたらす軋轢」という社会派要素が一体となることによって
歴史大作的スケール感と実録的説得力を持つ作品へと進化を遂げる光景は
私に「音楽と物語が最高の結婚を果たす」喜びと
「時代の転換期」を体感する機会をもたらしてくれました。
(「鑑賞者を魅了したまま物語の幕を閉じる」舞台劇的配慮がなされている点も
見逃せません。)
まさに「社会派音楽映画」の歴史を切り開いた
英雄的作品であるといえるでしょう。
後年の音楽映画に対する「大いなる道しるべ」となった本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。
追伸 おかげさまで「映画感謝人の部屋」のアクセス数が
一万件を突破いたしました。
いつもおいでくださる皆さんに深い感謝を!!!。