映画に感謝を捧ぐ! 「ブルー・ストリーク」
映画感謝人GHMです。
今回はレス・メイフィールド監督の「ブルー・ストリーク」に
感謝を捧げようと思います。
警察署内に隠したダイヤを回収するため
偽刑事となった泥棒の奇妙な活躍を描いた本作は
「アクションのある笑い」に満ちた刑事映画であります。
刑事コンビ映画・泥棒映画・スパイ映画の定番要素を合体させ
肉体・演出・音楽の限りを尽くして「ドタバタ喜劇」に変えようという
大胆不敵な挑戦は
私に「活劇的笑い・コント的笑い・勧善懲悪要素」が共演を果たす光景と
「悪の才覚が善を為す」楽しさを堪能する機会をもたらしました。
(西部劇を喜劇化したかのようなハッピー・エンドが
作品に「男気」を与えている点も見逃せません。)
まさに「バラエティ番組風刑事映画」と呼びたくなる作品であると言えるでしょう。
強引極まる物語を「喜劇的軽妙さ」によって補強すると同時に
勧善懲悪の爽快感&変化球的な正義の形を表すことに成功した本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。