映画に感謝を捧ぐ! 「私はゾンビと歩いた!」

映画感謝人GHMです。

 今回はジャック・トゥールヌール(ターナー)監督の「私はゾンビと歩いた!」に

 感謝を捧げようと思います。

 ハイチで農園を営む一族のもとに派遣された 

 看護師の運命を描いた本作は

 童話的ムードの中に社会性を宿す

 奇妙なサスペンス・ホラー映画であります。

 ダークファンタジー風味あふれる映像&ストーリーを通じて

 「異文化交流の危険な内幕」・「愛の美しさと危うさ」を

 世に示そうという大胆不敵な試みは

 私に、ホラー映画界の人気者「ゾンビ」の起源と

 浮世離れした物語と社会の現実を融合される妙技を目の当たりにする機会をもたらしました。

 (ホラー映画特有の残酷描写に依存せず、神秘性のある映像作りが為されている点も見逃せません。)

 まさに「文化論&愛情論入り残酷おとぎ話」と呼びたくなる作品であると言えるでしょう。

 怪奇恐怖・観光旅行要素・人間模様が共存する本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。