映画に感謝を捧ぐ! 「ブルー・ハワイ」
映画感謝人GHMです。
今回はノーマン・タウログ監督の「ブルー・ハワイ」に
感謝を捧げようと思います。
兵役を終え、生まれ故郷のハワイへ戻った主人公の運命を描いた本作は
「映画史の枠を超え、カクテル史にも影響を与えた」という伝説を持つ
神秘的な青春映画であります。
E・プレスリーの魅力、歌&踊り、ハワイの持ち味を
アピールするための「裏方」に徹したストーリーと
DVD・BR登場前に「見て欲しい場面に全力を注ぐ」手法を
先取りする先見性が一体となる光景は
私に「軽やかに信念を貫く」人間達の勇姿と
映画の持つ「旅行要素」の醍醐味を同時体験する機会をもたらしました。
まさに、ハワイを舞台にした「物語入りコンサート映画」と呼びたくなる
一品であると言えるでしょう。
極限までストーリーを単純化&明るくすることによって
鑑賞者に「穏やかな気持ちで歌・踊り・風景を楽しむ」機会をもたらす
スタッフ・キャスト陣の娯楽的配慮に心打たれる本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。